肩甲骨の動きをよくすることで巻き肩が戻り胸郭も開き姿勢がよくなってきます。

肩甲骨の動きがよくなってくると呼吸の動作もよくなり横隔膜が十分下方まで下り、深い呼吸ができるようになります。肩が巻いていたり猫背になっていると浅い呼吸で回数ばかり増えていきます。

今日は肩甲骨そのものについてお話いたします。

肩甲骨は胸郭の背部に位置するほぼ逆三角形の扁平な骨です。肩甲骨はどこでしょうか？。だいたいどこかというのはおわかりだと思います。

肩関節は肩甲骨と上腕骨（上の腕の骨）とで関節を構成します。肩甲骨は周りを筋肉で囲まれているのですねのように直接骨をさわることはできません。ただ肩甲棘や肩峰とよばれる突起や際を触って感じることができます。

肩甲骨の中心の平べったい面はとても薄くてティッシュのようにペラペラです。骨を直接指で押すと「パリっ」と破れるくらいにとても薄いのです。骨格標本はとても厚くて頑丈そうに感じますが実際はそうではないです。私としは驚きでした。

もし、骨格標本を見ることがあればそんなことを想像しながら見て下さい。