姿勢保健均整術(均整術)とは

当院では、日本姿勢均整師会に属し均整術の操法を学んできました。均整術とは運動系(骨格、筋肉、神経)に刺激を加え身体の歪みを整え、健康回復と健康維持へと導くものです。
その基礎となる考え方は、平衡性・可動性・強弱性の三原則と十二種体型であり、健康開発・頭脳開発・容姿開発を行うものです。
均整術では背骨の歪みを12種類の体型に分類し、どこに重心がくるかを調べ、それぞれの体型にあわせた調整を行います。そうすることで平衡性(バランス)・可動性(動き)・強弱性(筋肉の力強さ)のバランスを整えていきます。平衡性・可動性・強弱性のバランスが崩れると背骨が歪み、筋肉や神経、内臓などに負担がかかります。また、内臓に負担がかかることで背骨に負担をかけます。私たちは、その背骨を整える(均整にする)ことで、人が本来持っている自己治癒力を高め、自らの力で症状を改善させる健康な体に導きます。
均整術で身体の姿勢・背骨の歪みの調整によって、その方の自然治癒力を引出し、自らの力で症状の改善をはかれるように導きます。背骨が歪み姿勢が悪くなると、自律神経のバランスも崩れやすくなり、内臓の調子が悪くなったり、肩こり・腰痛の原因にもなり得ます。
- 身体の歪み
- 筋肉の緊張
- 痛みやしびれなどの不調が出現
- 体の不調により
更なる姿勢不良へ - 骨格の歪みにより血液による
栄養が行き渡らなくなる - 代謝も悪くなり内蔵にも
負担がかかり様々な病気へ
- 当院では均整術で原因となる
歪みを整えます - 血流が上がり新陳代謝や
免疫機能が高まる
健康な身体

・免疫力UP
・痛みの改善
・内蔵の活性化
・自律神経が整う
頭脳能力アップ

・思考力UP
・記憶力UP
・行動力UP
・精神を安定させる
・テスト直前に冷静にする
・勉強の疲れをとる
・自律神経を安定させる
美容効果

・ヒップアップ
・バストアップ
・骨盤の引き締め
・顔の引き締め
・O脚X脚の調整
・ウェストの引き締め
・上腕後面の引き締め
・二重あごの引き締め
均整術における体型12タイプ
-
F1
(前後型前傾タイプ) - あごを前に突き出し頭を上に向ける癖があります。背筋が伸びて姿勢がよさそうですが背中も腰も硬く緊張している。膝が前に出てつま先に重心をかけて歩きます。逆三角形の顔をしている人が多くくっきりした目鼻だちである。このタイプの人は頭で考えて行動するので疲れがでやすく首にも影響を及ぼす。何事にも大脳が優先して行動する。
-
F2
(前後型後傾タイプ) - あごを引いて顔を下に向ける癖があります。重心は踵にあるのでいつもうなだれている様に見える。身体の割に頭部小さく首に力がない。緊張すると下を向く傾向がある。常に受け身で頭脳系が疲れやすく心配性。そのため肩こりや頭痛になりやすい。腎臓が悪くなり血圧が上がり脳に直結した疾患に注意。
-
F3
(左右型左肩下がりタイプ) - 左肩と腰の位置が下がり右肩も上がっている姿勢。頭は右へ傾いている。重心は左足重心なので右足首より大きかったり太め。頬骨が横に張り逆三角形で薄赤白色の顔。このタイプの人は消化力の旺盛な人で味や栄養分より何でもいいから量で食べる傾向がある。胃の活動と感情が直結して怒りや不安も喜びも食べ物に関連して空腹になると元気がなくなる。万事を感情で受け止めるので食べることが感情に繋がる。脾臓と胃が直結した疾患に注意(糖尿病や胃が悪くなる)。
-
F4
(左右型右肩下がりタイプ) - 左肩が上がり頭は左に傾き右肩・右肋骨・右腸骨(骨盤)が下がり右足に重心がかかる。全体にヤセ気味でハリがなくひょろっとしている。顔は逆三角形で顔色はあまりよくない。食事に関しては量より質も求め満足しムードを楽しみきれい好きで人に迷惑をかけるのが嫌い。身体の様々な影響が消化器系に生じ、感情のもつれや身体の調子が悪いと食欲がなくなり気がふらつき全てが食欲不振になる。このタイプの方は肝臓と胃の疾患に注意。
-
F5
(回旋型右捻じれタイプ) - 左肩が前に出て上体が右に捻れている。側腹が横に張り出し身体の重心は左足のかかとと右足の親指側にある。正面から見ると首から肩にかけて斜線を引いた様になっている。このタイプの人は精神的な緊張があると尿の出方が遠くなったり近くなったりとなります。行動力に優れ闘争心をもっているので負け嫌い。何事も意志で受け止めるため身体の行動が全て腰部に現れる。腎臓と脳の病気に注意。
-
F6
(回旋型左捻じれタイプ) - 右肩が前に出て上体が左に捻れている。側腹が横に張り出す。身体の重心は左足のかかとと右足の親指側にある。左側の僧帽筋が斜線を描く。顎を斜め左向きに突き出す。身体のしびれが多い体質で顔がむくんだり下肢が腫れたりする傾向がある。身体の変動が泌尿器系に影響を出やすい体質である。その結果、肩こりや腰痛、顔のシミが生じる。泌尿器系か副腎皮質ホルモンに関連する疾患に注意。
-
F7
(肋骨型ひし型タイプ) - 胸部が厚く下腹部は前方に張り臀部は丸みがあり後方に突き出ている。身体の重心は両足にかかる。顔が柔和で容貌が年齢より若く見える。後頭が下がり頭を前に突き出し首が前に傾き短く太い。このタイプの人は食欲があるように見えるが少食で、しかもエネルギッシュで食べなくても衰えを見せず集中力がある。呼吸器を病むと長引き、肺と肝臓が直結して消化する病気には注意する。
-
F8
(肋骨型猫背型タイプ) - 猫背で肩が前に出ているタイプと肩幅が広く厚みがなく直立不動のタイプがある。身体の重心は両膝と両つま先にかかる。見た目は何となく淋しい感じがする。このタイプは身体に起こる全ての影響が呼吸器に現れます。疲労がたまると呼吸が苦しく空腹になると風邪を引き起こしやすい。寒いと感じただけで風邪を引くなど全てのことが前胸部の緊張となり風邪を引きやすい傾向がある。
-
F9
(骨盤型でっ尻タイプ) - 臀部は丸みを帯びでっ尻で弾力がある。下肢の張力が充実している。シワがなくのっぺりした瓜ざね顔をし、赤みを帯びた色白で歳をとらない愛らしい顔である。手首、足首や全骨格系が引き締まりまとまったタイプ。骨盤内臓器(生殖器)が大脳に連なる病には注意する。
-
F10
(骨盤型逆ハート尻タイプ) - 臀部は平たくて大きいが手足は小さくまとまり重心は下肢の外側にかかる。顔の線が丸みを帯び色白に赤みがさしてきめ細かい。柔和で上品そうに見え柔らかそうで弾力のある肌、丸みのある肉付きで魅力的な容姿。体幹は厚く腹部は大きく臀部は発達している。手足が太く胸骨が開き発達している。生殖器が心臓に繋がる病気には注意。血圧が高くなりやすい。
-
F11
(筋肉型筋肉こちこちタイプ) - 腸骨(骨盤)が上がっていて重心は膝にかかる。凹凸が多くシワが多く皮膚に張りがなく浅黒い顔である。筋肉が表情を失い骨格線が目立つ。骨格の可動性が悪く筋肉も硬く老けて見える。心臓病や喘息になる傾向があり随意筋と脾臓に連なりリンパ腺に繋がる病気に注意する。
-
F12
(筋肉型脂肪質タイプ) - 腸骨(骨盤)が下がって重心はかかとにかかっている。黄青色で丸みのある淋しい顔つきで身体に比較して頭が大きく頭皮が柔らかい。コンニャク頭である。皮膚はきめ細かく脂肪質の傾向がある。筋肉が柔らかく全身弾力を欠いてしまりがない。随意筋と副腎髄質ホルモンがからむと頓死する。