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腰痛の人は足が張っている

肩こりや首こり同様に腰痛のお困りの方はたくさんいます。腰痛の7~8割は肩こりを伴っているとも言われる位に肩こりと腰痛とは切っても切れない関係ではないでしょうか?。

昨日の首・肩こりの人はパソコンやスマホなどの長時間使用で腕が張ってくることによる痛みや辛さが原因と説明いたしました。

腰痛の場合はどんな原因で起こるのでしょう。

例えば、腰痛の人の原因は
・立ち仕事
・座りっぱなしの仕事
・力仕事
・そもそも姿勢が悪い
などいろいろあります。他に内蔵からくるものやストレスなど様々な原因があります。
当院に来院されるギックリ腰の患者さんを例にとると、当然腰はとても痛いのでほとんど触ることはありません。

このような患者さんは大抵、足が硬い方が多いです。足(下肢)というのは大腿部(もも)や下腿部(ふくらはぎ)周辺です。

立ち仕事や座り仕事の人は下肢が疲れていたり、じっと動かないことによる疲労の蓄積があります。

下肢の筋肉が充分に伸び縮みしてくれないと骨盤の前傾がなされなく、腰部だけで前傾しなくてはなりません。

このように腰だけの動きによる負担がかかり、骨盤の作用で補うことができなく痛くなります

では、腰痛を改善するために下肢をどのようにすればよいか?。

腰が痛いからそこだけをほぐせばよいかと思われます。「60分で2,980円のほぐしや」に行かれる方もいると思います。

凝っている箇所をそこだけ揉んでも一時はよくなったり、軽くなったりするかもしれません。しかし、時間が経つとまた戻ってしまいます。

これは昨日の肩や首の凝りの改善と同じ話です。

立ちっぱなしや座りぱなし(他の原因もありますが)の方は足の張りやこりを取ってあげるのがよいと思います。

少し痛いかもしれませんが、大腿部の外側を少し擦ってあげる。ふくらはぎから外側をへかけて軽く押してあげる。

自分でもできるので足(下肢)を少しほぐしてあげてみてもいかがでしょうか?。甲骨の動きをよくすることで巻き肩が戻り胸郭も開き姿勢がよくなってきます。

肩甲骨の動きがよくなってくると呼吸の動作もよくなり横隔膜が十分下方まで下り、深い呼吸ができるようになります。肩が巻いていたり猫背になっていると浅い呼吸で回数ばかり増えていきます。